大行寺について

当山の在るこの地、谷中とは上野の山続きである上野台地と駒込台地の間、今は暗渠となった藍染渓流の流れる周辺一帯の地域をいいます。
この谷中は江戸時代になると寺院が徐々に集まり、江戸の発展と共に寺町として栄えた地となりました。
当山は現在80を超える谷中の寺院の中で最も古くから在る寺の一つであり、天正16年(1588)圓妙山日感上人を開山として創建した法華経を唯一の拠所とする日蓮宗の寺院であります。